1. まずは連絡ください。
お電話、メールでお気軽にご連絡ください。常設展示場を見学頂きます。その他、タイミング次第で現場へのご案内等も致します。
土地の神を鎮め、土地を利用させてもらう許しを得る目的で行います。土地の近くにある神社にお願いするか、私(平戸)の方でいつもお願いしている神社に連絡します。
建物の4角と中央、全部で5か所の地盤の状態を調べます。通常スウェーデン式サウディング試験を行います。調査結果は報告書としてお渡しします。この結果で地盤改良が必要かどうか、どのような地盤改良が望ましか分かります。
基礎工事の為の前工事で、基礎の出来る周りに一定間隔で杭を打ち、その杭に一定の高さで水平に周りに板を打つ。板上に基礎の位置をしるし、基礎工事時の目安にします。
基礎が立つ位置に重機を使い根掘りをします。砕石を敷きランマーで叩き固め、その上に組んだ鉄筋を置きます。鉄筋を置いた状態で瑕疵保険の鉄筋検査を受けます。その後ベースの生コン打ち硬化後立上りの枠を設置、生コンを打ちます。硬化後枠を外し土を戻し、防湿コンクリート、土間コンクリートをの土を整え砕石を敷き、生コンを打ち終了です。
約6ヶ月乾燥させた木材は曲がりやねじれがあるので、機械に通して一定の寸法や通直な材料にします。
構造材加工の中で重要な作業で、木材に加工する為の線を付けていきます。墨付けが出来る大工は建物の完成した内外の姿、細部の納まり、構造体の強度、材の仕口・継手強度、木材を見る目、全てに精通していなければならず、「墨付け大工」と呼ばれ大工の中でも一目置かれる特別な存在です。現在はプレカットと呼ばれる工場での機械加工が主流となり、墨付け作業を出来る大工は年配の方だけの状態です。
墨付けされた木材を数々の道具、工具で加工します。現在はかなりの部分で電動工具を使いますが、最終的には手道具で均し、仕上げます。手鋸、鑿、鉋は健在です。その刃物の砥ぎは最も大切です。
刻んだ材料での継手部分を仮に継いで、込栓穴をあけます。大入れは仮に梁を柱に差して、しっかり咬み合うように調整し込栓穴をあける作業です。土台を除くすべての構造材の表面をしあげます。
刻んだ構造材、勾配天井板、下地材等作業場から建築現場に運びます。
建前に備えて足場を外周に沿って設置します。必要によってメッシュシートで足場全体を覆います。
刻んだ構造材を組み立てます。構造材の組み立ては3日前後で終わりますが、大工舎では屋根を葺く前に軒天を含んだ勾配天井を貼り、その上に杉の皮の断熱材、野地板(屋根下地板)の順で貼り、板金屋さんにお願いします。
雨が心配なので、板金屋さんになるべく早く作業をしてもらいます。
筋交や耐力壁を入れます。
サッシを入れたら外壁の防水工事の為透湿防水シートを貼りサッシ周りは防水テープで密閉します。瑕疵保険の構造検査、建築基準法の中間検査がここで行われます。
外壁を貼ります。大工舎での外壁材は主に1階は杉の下見板ノンロット(塗料)仕上げ、2階はモルタル下地ジョリパット左官仕上げです。一般的に外に板張りすると、腐ることを心配しますが濡れた状態が続かなければ、なかなか腐るものではありません。ただ太陽光と雨で外壁表面が黒ずみます。それを防ぐ意味でも、塗料を塗ります。
設備屋さんによる水道工事を床貼り、壁貼り前に行います。ユニットバスの場合はこの時点で取り付けます。
梁、桁、柱等の構造材が表れ、天井を貼らず2階床板裏が見える場所もあり、電気配線工事は通常の建物より複雑になります。事前にコンセント、スイッチ、照明の位置を打ち合わせにより決定します。照明決定は左官工事中でも大丈夫です。
敷居取付け、床貼り、壁貼りの順での大工工事をします。
壁を左官仕上げします。漆喰塗の仕上げ方法はお客様と左官屋さんとの打ち合わせで決定します。
建具屋さんがそれぞれの入口の寸法取りし、木材で建具を製作し取り付けます。建具のデザインは、入口ごとにお客様との打ち合わせで決定します。基本的に入口建具は開けやすい引き戸を採用。
電気照明器具、換気扇、水道器具等取り付けます。
東北電気保安協会による検査があります。
建築基準法の完了検査を受けます。建築確認申請書通りにできているかの検査です。
お客様立会いで住宅の完成確認し、問題なければ鍵とお引渡し書をお渡しします。